「真偽不明の読み物」というジャンル

ネットをしていると色々な読み物を目にします。私も結構読んでいて、にちゃんねるのまとめサイトや小町、増田(はてな匿名ダイアリー)なんかをちょいちょい楽しんでおります。大体ははてなのホットエントリー経由ですが。
さてこれらを読んだ後は大体コメント欄やブコメを読んでみますが、違和感を感じるものが時々あります。いわゆる釣り判定です(創作の場合もありますが、今回は釣り判定で統一します)。都合が良い、偶然にしては出来すぎている等、様々な理由で釣り判定が行われています。

さてそれとは反対の話になるのですが、増田にこんなエントリーがありました。

はてなブックマークを利用している人は純粋で誰かも解らない匿名の話すら事実と受け止めて本気で心配してみたり、本気で改善策を提案してみたり、本気で説教?しちゃうような優しい人が多いんだな。


増田で釣りして感じたこと


今日はてな匿名ダイアリーに書かれていたこの記事。要約すると、匿名の記事なんて信じてマジレスpgrってことですね。釣りしてる人からしたら、匿名の日記を信じてマジレスは面白くてたまらないだろうなぁと思います。
冒頭の釣り判定する人とは逆に、匿名の投稿を信じきってる人もいるのではないかと思います。ちなみに私はブコメは基本マジレス、もしくは大喜利。増田みたいな釣り師からは良い獲物だと思われているのではないでしょうか。

匿名の記事を見かけたとき、無条件で信じるか、釣りを疑うか、あなたはどちらでしょうか。私はどちらでもありません。いくら嘘臭い話だったとしても、釣り認定はしていません。なぜかって? どれだけ都合が良い事だろうと、絶対に起こらないとは言えないからです。すぐに釣り判定しちゃう人って、事実は小説より奇なりというような体験をしたことないのかなぁと感じてしまうんですね。

それじゃあ全部信じてるの? って話になるのですが、それも違います。例えばブコメでマジレスしたあとに、「釣りでした」と言われても、へーという感想しかありません。私は全て「ネット上の読み物」として処理しており、そもそも真偽にこだわっていないのです。どっちでもいいというか、真偽に興味が全くない。だってネット上で誰かが書いたもの、真偽なんてわかりっこないんです。

フィクションは創作だけど面白い。ネット上の読み物は真偽不明だけど面白い。それだけでいいじゃないですか。はてなの人たちにとっては、何を今更って話だと思いますが。

あ、ちなみに、Facebookで回ってくるような感動話は大嫌いです。創作とかそんなのはどうでもいいんですが、他人の話を使っていいね!集めしたり、感動したらリツイートみたいなものは非常に不快。なんでなんでしょうね。

もう一つ、トピシュ氏(id:topisyu)の釣り判定、あれは凄いですね。釣りかどうかに興味はありませんが、読み物の一つとしていつも楽しんでおります。あそこまで細かくチェックするってのは自分には出来ません。職人芸ですね。

というわけで私はこれからも全力で釣られる事にします。優秀な釣り師様、どんどん釣って下さい!